フィンランドとスウェーデンに見る子育て支援制度

フィンランドにはネウボラと呼ばれる育児支援制度があります。
妊娠の予兆を感じたら、全国どこにでもあるネウボラで無料の検診を受けることができるのです。
妊娠期間中はもとより、出産後、子供が小学校に入学するまでの間も
定期的に健診を受けることができます。

また保健師などの育児のプロに相談することもできるので、
お母さん達の強い味方となっています。
相談内容等は50年間保存されるため、医療機関の利用時など、
効率的にお母さんたちをサポートすることができます。

その他にもフィンランド社会保険庁事務所から、
出産時に育児パッケージか現金の支給を受けることができます。
第1子出産予定のお母さん達は大抵の場合、
ベビーグッズが入った育児パッケージを受け取るそうです。

育児パッケージの箱はそのまま赤ちゃん用のベッドにも使えます。
生まれてくる赤ちゃんに対して、社会全体からの祝福の気持ちを込めて贈られるのが、
この育児パッケージなのです。

この他にもフィンランドでは様々な手当や休業制度が整備されており、
働くお母さんたちを社会全体で支えようという姿勢がはっきりとうかがえます。

スウェーデンも働くお母さんに対して手厚い待遇をしています。
例えば出産前後の手当や、育児休業保険の充実、男性の育児休業の
取得率は約8割と子育てに関して参加しやすいよう整えらえています。

子供に関する費用はほぼ無料ですし、保育所も充実しています。
ジェンダー・エンパワーメントが世界でトップクラスのスウェーデンは
国会議員における女性の割合もほぼ半分という男女平等が進んでおり、
背景には女性が子供を持っても働きやすい政策を打ち出していると言えるでしょう。