北欧各国の徴兵制度

アイスランドは世界でも珍しい「軍隊を保有していない国家」であるため、
国防には警察隊や沿岸警備隊があたっています。
冷戦時はアメリカ軍の駐在がありましたが、2006年に米軍の完全撤収が合意され、
段階的にアメリカ軍は撤収していき、ケフラヴィーク米軍基地は閉鎖されました。

スウェーデンは冷戦期に中立政策を打ち出したため平和的なイメージがありますが、
陸・海・空の三軍を持ち、強力な工業力を背景に独自に開発した兵器を沢山生み出しています。
2010年まで19歳から47歳の男子を対象とした徴兵制が行われていましたが、
現在では完全に廃止されています。

オランダは陸・海・空の三軍に加えて国家憲兵隊を持ちます。
冷戦期は徴兵制がありましたが、1996年に廃止し、現在は完全志願制度に変更しています。
NATOに加盟しており、アメリカとはニュークリアシェアリングをして、
核兵器は持っていませんが、核抑止力は持っています。

フィンランドは陸・海・空の三軍の他に国境警備隊があり、有事の際には軍隊に統合されます。
18際以上の男子を対象にした徴兵制度があります。
ちなみに女子は志願制ですし、宗教法人は免除されています。
2007年の小型武器の所有率は世界第3位となっています。

ノルウェーは陸・海・空の三軍に郷土防衛隊や沿岸警備隊が存在します。
18歳から44歳の男性だけでなく女性も2015年から1年間徴兵されることになりましたので、
ノルウェーはヨーロッパで唯一女性も徴兵される国となりました。